正松

短編詩集「バクの休日」

「バクの覚醒」

バクが目覚めるらしい
でも 問題はない
くすんだカーペットが恋しい

バクが目覚めるらしい
でも 問題はない
代わり映えの無い煉瓦が恋しい

バクが目覚めるらしい
でも 問題はない
葉を這う冷たい雫が恋しい

バクが目覚めるらしい
でも 問題はない
濃紺の潜む大海が恋しい

バクが目覚めるらしい
でも問題はない

僕等の頭の上に居座る
丸々太った現実が恋しい

「ATOGAKI」

ちょっと余裕を持って書きたかったが
気がつけば 締め切り前日だったってコト
よくありますよね?
ありますよね?
どちらにしても
もう少し詩を練るべきだったかもしれません
一貫性がなくなっちゃいました
それと 対句(あるよな?)や
妙なリズムのオンパレードで
読者の皆さん スイマセンでした
次回もよろしくお願いします

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