『うわごとのような』
きっと誰も予想していなかったことよ
どんな幻想もこの現実には勝てないわ
私を見たあなたはどんな顔をするのかしら
あなたの敵としてあなたの前に立ちふさがる私を見て
どうしてあなたを好きになってしまったの
目覚めて泣いてしまうぐらいに
ねぇはやくはやくあたしを見つけて
はじめて出逢ったあの日のように
なんにも知らないでいるはずだったの
そうしておとなになるはずだったのに
あなたに会った私はどんな顔をするかしら
私の敵として私を殺しに来た愛しいあなたの姿を見て
どうしてあなたを好きになってしまったの
目覚めて泣いてしまうぐらいに
ねぇはやくはやくあたしを呼んで
この世に生まれたあの日のように
ただ当たり前のように 今ここにいる証がほしい
どうしてあなたを好きになってしまったの
目覚めて泣いてしまうぐらいに
ねぇはやくはやくあたしを見つけて
はじめて出逢ったあの日のように
この世に生まれたあの日のように