梔子いろは

『少女と魔女の七日間。』

《December.25》

「起きて、起きなさいってば!」
「う…お嬢さんか。今日は早起きだね?」
 昨日のことがあって、私は今日彼より早く起きると決めていたのだ。私は後ろ手に持っていた、この日のために用意したプレゼントとケーキを見せて、華やかに笑んだ。今年のクリスマスは、最高のものになるだろう。


「メリークリスマス、ネルス。」
「メリークリスマス、アリス。」


                           《happy end ! 》

後書きという名の懺悔。
初めての人は初めまして、弐度目の人はお久しぶりです。
梔子です。何かこんなグダグダになっちゃってすいません…。途中でページ数が危なくなり、何度も削ったりつけた り…。
実はこの話にはこの終わりの他にあと二つのエンディングが存在したりします。
一つはまぁ、自主規制として。もう一つは「処刑エンド」が構想段階でありました。
しかし、折角のクリスマスなのだから二人には幸せになってもらおうということで、当然のハッピーエンドにと変えたのでした。…やらなくて良かったです(笑)
最後に、ここまで読んでくださった皆さん。本当にありがとうございました。
あと前回「菊花編」をやるとか言ってましたが、やらなくてごめんなさい…。
では、またいつかお会いしましょう。

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