愛しいはずの存在を自らの手で手にかける
愛しい?憎かったのではないか
なぜいなくなってしまったのかと恨んでいたのに・・・違う
憎しみが生まれるほどに愛しかった
こんな悲劇が起きるなんて誰が想像できただろう?
いつから歯車は狂っていた?
何がいけなかったのか、過ちであったのか・・・
どちらが悪かったかなんてそんなことは考えない
互いを憎む、そんなことがあるならいっそ・・・
出会わなければ良かったね
赤い糸なんて可愛いものではない
僕らを繋いでいたもの
互いを縛り付けていたもの
それは・・・
執着という呪縛 《END》