『パラドクシカル・センチメンタル』
理想はどこに?
生きることを諦め
結果、たどり着いた
闇夜につぶされた部屋
ナイフのような言葉でも
僕を殺すには充分過ぎてた
憎しみの突きささる心と背中
そこには刃物のような冷たさと
覚えたくもない苦しさがあった。
現実とあいなった血ヘド塗れの異説
要らないね 要らないね 要らないね
僕はもうどこにも行けない 居られない
死なないで 死なないで 死なないで
真実をともなった苦しまぎれの逆説
そこにはひだまりのような温みと
忘れかけてた優しさがあった。
悲しみを溶かしてく声と微笑
僕を生かすには十分だった
カイロのような言葉でも
朝日に照らされた部屋
結果、飛び出してた
生きることを誓い
希望はここに。